e−たわごと No.005

投稿日 2002/11/27
 園遊会の思い出(その1)
寄稿者 田口絢子

高円宮さまが11月21日午後4時ごろカナダ大使館でスカッシュの練習中に倒れられて突然薨去されたニュースは日本中に大きな衝撃と深い悲しみを与えました。まだ47才という若さだったのに。
カナダ駐日大使の悲痛なお顔がテレビに映し出されさぞ驚かれたことかとその心中をお察ししました。

今年4月、天皇陛下より主人が春の園遊会へのお招きを賜り二人ではじめて赤坂御苑に参りました。

4月23日は初夏を思わせる日差しの中、全国からご招待された900人とその同伴者に混じって私たちは広い庭園をゆっくりと歩きながら、あちらこちらのテントで宮内庁こころづくしの御料牧場でとれたターキーや農産物のお料理を賞味しました。

まもなく、厳かに宮内庁吹奏楽団の国歌「君が代」の演奏が始まりいよいよ天皇、皇后両陛下、つづいて皇族の方々のお出ましとなりました。
私たちは、早々にカメラアングルの良い場所でお待ちしておりました。やがて天皇陛下と美智子妃殿下がゆっくりした足取りで一人一人に笑顔で会釈されながら招待者の前をお歩きになりました。

ソルトシティー冬季五輪銅メタルの里谷多英、銀メタル清水宏保、Jリーグチェアマン川淵三郎さん等ピンマイクを胸に付けた特別な方々のところでは、お一人お一人と長いことお話しされておられました。
宮内庁の方からあまり近くからカメラを向けないこととお達しがありましたので、私たちの場所は丁度人垣が切れてこちらに振り向かれてお歩きになったところに立っていました。

高円宮さまと妃殿下は皇族の方々の一番最後をお歩きになり、車いすの招待者に優しくお声をかけておられたことが深く印象に残りました。
高円宮さまも久子妃殿下も他の皇族の方々とはひと味違う雰囲気でその明るい笑顔に瞬時に魅了されてしまいました。すばらしいカップル・・・お似合いのお二人・・・
なんてステキなお二人でしょう・・・カメラを持った手が興奮で震えながらも、かざらないお人柄の殿下、目に鮮やかなブルーのお召し物、はじけるような久子妃殿下の笑顔をしっかりカメラに納めました。

畏れおおいことですがすっかりお二人のファンになってしまった私は、それからは韓国でのサッカー親善のご様子などなどのニュースをいつも嬉しく拝見していました。

この秋盛岡にロバート・ライト カナダ大使、キャロライン・ライト大使夫人ご夫妻をお招きした折にも大使ご夫妻から高円宮さま両殿下のお話しを承りました。
日本とカナダの架け橋として親善に尽くされておられることをお聞きしたばかりでした。

3人のお子さまの一番下の女王様のお名前が絢子様というお名前も畏れおおいながら私にとってことのほか嬉しいことだったのです。

皇室にとっても国民にとってもかけがいのない方を失ってしまい残念でたまりません。
ご冥福をお祈り申し上げます。
 

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