e−たわごと No.034

投稿日 2003/05/27  うす緑色の桜 続き
寄稿者 松風 緑

御衣黄を初めて見 写真も撮って、嬉しくなって 友人達に 見た
事ある? 知ってる? と云ってたら、(八柳さんの掲示板のメー
ルの返信に書いたので重複しますが、)知人に 鬱金と御衣黄の
違い知りたいと云われ、ネットや植物園でいろいろ調べた。

鬱金桜、御衣黄桜 とてもよく似ている。調べた事、詳しく書くと大
変長くなるので、省略して書く。
両方とも、八柳さんが調べた様に、もともと関東の山中に自生して
いた。荒川堤でも栽培されていて、オオシマザクラ系サトザクラとさ
れているが、成葉の裏面が白色を帯びることからみて、ヤマザクラ
の影響がある。

鬱金は花色が 淡黄緑色で、ウコン色(芭蕉の葉の様な植物の鬱
金の根茎を使って染めた色) に似ている事から 名付けられた。
日数がたつと ピンクがかってくる。

御衣黄は薄緑色。部分的に濃緑色。花が終わりに近づくと、基部か
ら主脈にかけて 紅紫色になる。

しかし両方とも、花の形、花弁の数、大きさ、色等、地方によって色
々であり、ネットで見ると かなり黄色っぽいのもあるし、白っぽい
御衣黄もある。 いずれが ウコン か ギョイコウ かー?

結局、双方の違いの決め手は 御衣黄の花弁の裏に 葉に有るよう
な気孔がある。鬱金には無い。 顕微鏡でみれば解る、との事。

植物園で鬱金と御衣黄から 花一個ずつこっそり採取。 持ち帰って
娘が子供の時使った顕微鏡で見たが 何も見えない。

そこで仕事先の社長に頼んだ。理科系にほど遠い人だが職種の違う
友人いっぱいいるので。 数日して、友人の一人が「主治医の医者か
ら、形見にもらった。 ネットのオークションで売らんといてやー、
僕の宝やー!」 と云って 大きな立派な木箱に入った 1500倍の
顕微鏡、レトロな感じのを抱えてきた。

それから、ガラス板探し、剃刀の刃探し、ど素人だから、スライスす
るのも暗中模索。 専門の方が見たら、ナーンダ と思うだろうが、
持ち前の器用さ、推理、想像力、こだわり、根気で600倍(15X40)
で見る事が出来、デジカメで撮影に成功した。 その社長は一日仕
事放って 顕微鏡と格闘。 ハッキリ見えた時は感激したー!と。

気孔の写真一枚でも良いけど、気孔なるものが、どんなものなのか
解らないので、まず葉を調べ、段階を追って撮った。その過程も知っ
て欲しく、写真の数が増えたので、機械オンチの私は、3時間も教え
てもらって、フオトアルバムを作り、そこに入れた。
画像クリックして、最大の大きさにして見て下さい。
又、スライドショウで見ても良いです。
 

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