e−たわごと No.062

投稿日 2003/09/13  私は朝日新聞のbe on Saturday の愛読者
寄稿者 田口絢子

私は朝日新聞の「be on Saturday」 の愛読者です。
特にe-entertainment には時間をかけてじっくりと出来ればコーヒーなど片手に読みたい記事が満載・・土曜日が待ち遠しい。
グルメあり、おいしいお店紹介あり、パズルで頭の体操して、「いわせてもらお」で笑い論語のお勉強して、肥満の手術を真剣に読んで・・と一貫性のない私にはまことにぴったりの内容です。

9月13日は 敬老の日に寄せて 日野原重明先生の一文が掲載されました。
先程、私が「母の介護を通して」とeたわごとに書きましたこととちょっと関連するような気がしたのと65歳(私たちの年齢)は老人か・・と常々疑問に思っていたので先生が65歳を老人と呼ぶのは若すぎる・・・と書かれてるのにちょっと嬉しくなったのでご紹介します。

本当は本文そのまま掲載すれば簡単ですが著作権・・云々・・とありますので、不肖私がまとめさせていただきました。 



 「91歳私の証・あるがまま行く」
    〜敬老の日に寄せて「新老人」に込めた意味〜 日野原重明


  私は2000年9月末に、75歳以上の元気な老人に呼びかけ新老人の会を発足させました。1年後には会員数1547人、2002年には2260人、そして3周年を迎える今、3072人となりました。
   〜中略〜
 65歳以上を老人とすると、全人口の18.5%に当たる2362万人にもなります(総務省調べ)。
しかし、一方で昨年に誕生した命は115万人。過去最少でした。
この調子でいくと、65歳以上の人口の占める割合がますます高まり、15〜64歳までの生産人口が減少する一方です。
老人が増えれば当然、総医療費は今の31兆円を優に超え、国家財政の崩壊が心配されます。

 
今から半世紀前、65歳以上を老人とした当時の日本人の平均寿命は70歳未満でした。
 (誰が決めたか−50年前国連が決めた−と聞きましたが...本当でしょうか? 田口)


 しかし、今や80歳を超えており、65歳でも十分に元気な方もたくさんいます。
老人の始まりが「65歳」では若すぎる。そこで私は10歳底上げをして、75歳以上を「新老人」と名づけました。英語では「The Elder Citizen」です。

 「老人」という言葉にも意味があります。
日本では最近、「高齢者」が一般的になりつつあります。「老」という言葉が「老廃物」や「老醜」などの負のイメージを持つからでしょう。
 しかし、「老」とは本来、「長老」「大老」「老師」など尊敬語として使われるのです。それを単に「高齢者」としてしまうのは、人を年齢で差別するエイジズムを認めることと等しいと思います。

 私が「老人」という言葉を使う時、「リタイアする年齢」という意味ではなく、「なお生産的に生きることを続けてほしい」との思いを込めています。
ですから「新老人の会」の会員には次のスローガンを大切にしてほしいと願っています。

1.愛すること
 愛は前向きに生きるために欠くことのできないエネルギーを与える

2.創(はじ)めること
 勇気を持ってはじめ自分を開発していく。

3.耐えること
 耐えることによって感性を高め苦しい条件で生きてる人に手を貸して
 あげれる人になる




そして最後に先生は

 新老人は、21世紀の平和を作る子どもたちを力づけるメッセージを
 送る存在であってほしいと願います。


と結んでいます。

15日は敬老の日、母にはいつも通りに笑顔をプレゼントします。

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