e−たわごと No.096

投稿日 2004/06/16  ホンモノは素晴らしい(2)
寄稿者 松風緑子

友人のおかげで今まで縁の無かった文楽に道が開け、昨日又、大阪の国立文楽劇場に行ってきました。

昨日は普通の舞台を鑑賞するのではなく、文楽鑑賞教室といって初めての人、若い学生、外国人でもわかるように、3時間の内、はじめの3、40分かみ砕いた説明があり、色々の小道具も見せてくれ、大夫さんと三味線の方が実際にやって見せてくれたり。

普通の三味線より大きく太棹で、音の違いも細棹と比べて聞かせてくれ、材質の説明もありとても良く理解できました。
床本をのせる見台も(普通の三味線の見台より大きく重そう)なぜ大きいのかの説明もあり納得。
「浄瑠璃に会わせて三味線ひくが、反対だとこうなる」の実演もあり、普通の三味線の皮と違って、裏は犬、表は猫だと。何で犬なのかは猫に聞かないとニャンとも解らない、とジョウクまじりで。

人形遣いも 人形の中のからくりを説明され、実際に動かしてみたい人は? と。 会場から数人手を挙げ、二人の女の子と一人の外国人の男が舞台に上がり、四苦八苦でやらせてもらったり。
後ろの方は細かい所見えないので、大きいスクリーンにアップで写し出され、解説書も写真入り、イラスト入り。
昨日 実際に演じられた三大名作時代物の一つ「菅原伝授手習鑑」 も解説書には53コマの漫画で書かれていて言葉も現代語。
実際の義太夫が語る言葉は大阪弁の古語。 そして解説書の最後は英文。

時代物(公家、武士の世界)と世話物(商人、町民の世界)の泣き方、笑い方の違いの実演、等々。

中学生でも理解できる様な会でした。本当は私も初めこの様な会に出て、 本読んで、本舞台を鑑賞した方が良かったのだけど、逆を経験してしまった。 でも今いろいろ解って益々はまりそう。

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