e−たわごと No.112

投稿日 2004/10/16  気になる言葉
寄稿者 八柳修之


 

附六のホームページに福士先生の「ちょっと死んで」と題した軽妙洒脱なエッセイが掲載されている。まだ読んでおられない方は是非ご一読ください。

同年代の諸兄姉は「ンダ、ンダ」と同感されることであろう。

これは「ンダ、ンダ」の続編、先生の二番煎じであるが、この駄文をもって先生へのお礼とエールにします。

外食したとき、特にチェーン店で耳にする耳障りな言葉である。

お店に入ると、「ご案内のほうさせていただきます」

席につきメニューを見ていると、「ご注文のほうお決まりでしょうか?」

「今日のお魚はなんですか?」

「こちら、ホウボウのほうになります」 (ホウボウは私の創作)

「コーヒーのほうは食後になさいますか?」(食前にコーヒーを飲む人もいるらしい)

さて、食事をしてレジで行きお金を払うとき。

「一万円からお預かりします」(一万円札で払うことは滅多にないのだが、この部分はフィクションでちょっといい気持ち)

うーん、「一万円、お預かりします」でよいのではないか。

あるとき、お釣り無しの丁度の金額を支払ったのに、やはり「1260円からお預かりします」と言ったので、ここぞとばかりに、「丁度でしょうね」と言ってやったが、レジ係りはキョトーンとしていた。

従業員はマニュアルどおり、指導されている言葉を使っただけである。マニュアルを作成した人は、考えた末、この言葉遣いこそ、最もお客様に丁寧に応対しているものと思っているのであろう。いまやレストランは全国展開され、このような言葉遣いも全国展開する。

「○○トカ」というトカ弁、「僕には」「自分には」も気になる。

「○○じゃないですか」という相手に同意を求めるような言葉遣い、「○○させていただきます」という言葉も丁寧語のつもりなのか、やたらに使われるのは耳障りな言葉であるが、先ごろ、M自動車の謝罪広告には腹が立った。

いわく「・・・・謝罪させていただきます」とは何事、他人事でないの。

「謝罪します」「謝罪申し上げます」ではないの。M自動車の体質を見たカンジ僕的には許せない。

(10・16 八柳)

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