e−たわごと No.117

投稿日 2004/11/24  ものわすれ
寄稿者 八柳修之


 

附六会便りで拝見する福士先生の姿、真ん中に座っておられなければ、6回生の皆さんと同級生といっても過言ではないほどお若い。先生との年齢の差は、いくつあるのか判らないが、先生のエッセイ「忘却とは・・・」を拝読すると、どうも私の物忘れ度は先生よりも高いようだ。

NHKのクローズアップ現代という番組で、呆けの早期発見対策として、盛岡の「もの忘れテスト」の模様が紹介されていたが、私もテストを受けることは遠慮したい。結果を聞くのが恐ろしいからである。なにしろ、女房に「昨夜,なにを食べた?」とテストされて答えられぬときがあるからである。
One grows forgetful with age.

文中にある「ハトが豆くってパッ」、これはサラリーマンの出勤前の套言である。
私はこれでも忘れ物をすることがあったので、帰宅すると「ハトが豆くってパッ」一式を全部ポケットから出して、引き出し中に入れることを習慣づけた。
しかし、リタイアすると、外出をするにしても、スーツを着ることは稀となり、外出も不定期になると、いつの間にか、持ち物を気にするほどの緊張感がなくなってしまう。第一、「ハトが豆くってパッ」、の中身もまた違ってくる。
名刺でする仕事もないし、毛髪が薄くなれば櫛も必需品ではない。
がま口といわず財布というし、万年筆はペンに代わって、診察券やティシュペパーが加わる。「ハトさぺしてテ」 キレイでないなぁ。

この点、女性のハンドバックとは便利なもので、必要なものは全部いつでも入っている。財布の中は割引券やポイント帳、レシートなどなど、少しは整理した方がよいと思うが。
ハンドバックに習って、ショルダーバックを一つ用意すればよいのである。
男物のハンドバックもあるが、ハンドバックでは置き忘れする危険性がある。いつも肩に掛け身につけておくことが大切である。電車に乗ったら切符はポケットに入れないで小銭入れに入れるようにしている。改札口で、どこのポケットに入れたかを忘れてしまうときがあるからだ。もたもたしていると、後ろの若者から舌打ちされる。
私のショルダーバックには、サラリーマン時代ないものが加わった。
デジカメと100円ショップで買った小型ノートである。よい被写体があったら写す、気がついたことがあったらノートする。多少のボケ防止(認知症と言い方を替えたようだが、本質は変わらない)にはなろう。

(11・24 八柳)

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