e−たわごと No.154

投稿日 2005/10/07  結婚記念日
寄稿者 田口絢子

10月15日は結婚記念日です。1960年に結婚しましたのであと数年で「金婚式」を迎えます。よく新聞に金婚式を迎えたカップルを市で招待・・などといって「おじいさん・おばあさん」の晴れ姿?が掲載されることもありますが、よもやその対象に我々夫婦も成りつつある・・・という現実を受け止めれる、いいえ受け止めれない・・と自問自答している私です。

それはさておき、この記念日の10月15日当日かその前後には必ずどこかへ出かけます。といってもこの時期は紅葉真っ盛りなので別に「記念日」だから・・とわざわざ云う事でもなく紅葉見物に出かけますが・・・

八幡平の松川は15日は最高です。母も必ず連れて行きました。紅葉は太陽が照るときと曇りの時とではその輝きが全然違うのでお天気を見計らって「それ!!」とばかりに出かけるのです。

今回は紅葉にはすこし早かったのですがいつも紅葉時期には満室で泊まることが出来なくて悔しい思いをしてた「酸ヶ湯温泉」に1泊で行ってきました。

盛岡から東北自動車道に乗り黒石ICで降ります。
そこから国道102号線にのり途中で394号線にのって30分ぐらいで八甲田中腹にある酸ヶ湯温泉に到着です。

紅葉はまだ早いというのにもう大勢の泊まり客で賑わっていました。ここは300年も前から開設された秘境の湯ともいうべき温泉です。

この「酸ヶ湯」には思い出があります。
昭和24,5年頃私が小学校の4,5年の頃祖母に連れられて何度か湯治にきました。両親は戦後で食べるために忙しいし姉はもう中学でしたし弟は小さかったので多分祖母は私だけを連れて行ったのでしょう。

青森まで列車で行ってそこからガタコトとボンネントバスに数時間揺られて行きました。酸ヶ湯の思い出は、大きな混浴のお風呂、瀧のように流れる打たれ湯、小部屋が並んだ炊事部のにぎわい・・・

一番記憶にあるのは近くの「東北大学植物園」です。祖母は本当は取ってはいけない高山植物をそっとそっとすこしだけ採ってあとで標本にして私に名前を教えてくれたのです。それからなにか赤い実を採って湯治場に持ち帰ってジャムのようなものを煮てくれたのも覚えています。あけびを採って食べたことも・・・それと「ふかし湯」・・・・

今回は湯治場ではなく宿の方に泊まりました。混浴の千人風呂にもはいりました。なんでもマナーが悪くて混浴が廃止になる危機に瀕してるとかで「混浴を守る会」に入会を勧められました。
たしか修学旅行の登別温泉第二瀧本舘も混浴でしたわね〜〜〜

紅葉には早いけど幼き日の思い出を辿った記念日でした。
 
ぜひインターネットで酸ヶ湯温泉と東北大学八甲田植物園を検索して見てください。

酸ヶ湯温泉
 http://www1.odn.ne.jp/~sukayu/
東北大学八甲田植物園
 http://www.biology.tohoku.ac.jp/garden/hakkouda/toppage.htm
登山愛好のかたへ参考まで
 http://www.hi-net.ne.jp/~rt623/oodake.htm
 
酸ヶ湯温泉風景 昔ながらの湯治場
後ろの山はまだ紅葉には早い
シーズンにはバスやマイカーで駐車場はいっぱいになり
ものすごいラッシュで車を止めることも出来ません。
八甲田連峰のひとつ大岳(1585)への登山口 酸ヶ湯温泉からは
慣れてる人で2時間のコースなそうです。
硫黄の臭いが立ちこめる山肌
早い・・といいながらも色づく葉
植物園の案内図
植物園の中の湿地帯
蒸気があふれてる「ふかし湯」
昔はこんな風に屋根などはかかっていなかった?
ベンチに腰をかけると下からじんわりとあたたかく目の前の紅葉を
眺めながら祖母と並んで腰掛けた頃を思い起こしました。
お湯になって流れる川  これから一層紅葉が進むことでしょう。
大岳に登る女性に声をかける主人のスタイルはあまりにもこの場所に
不釣り合い。山登りに慣れたお二人の装備が羨ましかった!!!

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