e−たわごと No.207

投稿日 2006/04/22  新嘗祭
寄稿者 竹生健二

こんな言葉は忘れてしまった人の方が多いのではないか。学校が所有する田んぼが小学校校舎の北東、主事官舎の南側にあり、小学校低学年生でもお米を作る作業に参加できた。勿論生徒だけでは出来ないから、相当の部分は誰かの助けがあったと思うが、春には田植え、夏には何度かの草取り、秋には稲刈り、束ねて柵に掛けて干す作業、脱穀と、一年を通して稲の生育の観察とともに、実際の農作業をさせてもらえた。
田植えの頃にはお玉杓子、草取りの時には大きな蛙に出会えたし、稲を刈ったあとの広い田んぼでは茅の茎で作った矢を手製の弓で放って弓道の真似事もした。そして一番の楽しみが11月23日に行われる「新嘗祭」、後の新穀感謝祭 (現在の勤労感謝の日) だった。自分たちが (どこまでやれたかは別として) 作ったお米を学校で焚いて全員で食べる。食料の乏しかった頃だから、いっそう感謝して食べたのではないか。

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