e−たわごと No.210

投稿日 2006/04/24  赤土と防空壕
寄稿者 竹生健二

川留稲荷から東に向かう道を歩き、小学校の北側の土手に沿ってさらに進み、中学校の敷地の脇を越えると崖に突き当たる。かなりの傾斜で、表面が崩落して樹木も生えず、赤い色をした土がむき出しになっていたので、私たちは「赤土」と呼んでいた。学校で習った「鵯 (ひよどり) 越え)」の坂もかくありなんと思えるような崖だったが、学校の近くでもあったのでよく遊びに行った。ところが、この傾斜をスキーですべり降りようという勇敢な中学生がいた。確か梅原君と山中君、それに何人かが崖の中ほどからの滑降に挑戦することになり、私たちははらはらしながら見ていたが、全員見事に成功した。

さて、話が小学校一年のときに戻る。学校所有の防空壕がこの近くの山に横穴として作られていた。防空訓練と称して学校から生徒が防空頭巾 (これは入学の時に各人で用意させられた) をかぶってそこまで行ったのを覚えている。もちろん全校生徒が避難できるほどの大きさではなかったので、どういう目的で作ったかはわからない。中はじめじめしてナメクジがいた。私の記憶はかなりあいまいだ。誰かもっと鮮明に思い出してくれる人はいないだろうか。

1977年出版の市街地図でみると、この崖の東側には国道4号線のバイパスが通っているが、崖そのもは昔のままきちんと記号で表示されている。

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