e−たわごと No.228

投稿日 2006/05/15  日本百名山(5)
寄稿者 竹生健二

霧島山 1,700m (1960年)
 
四番目の百名山登山は阿蘇山登山のすぐあとの1960年8月12日で、霧島山だった。前日の11日には鹿児島市内の見物をし、鹿児島駅16:38発の列車で霧島神宮へ。そこからバスで丸尾へ。国民宿舎を見つけて、そこに宿泊。
翌12日は7:10に起床。8時発のバスで8:10林田温泉着、8:30同発、9時に高千穂高原に着く。今度の登山は、就職活動の旅行の帰途に思いついたので運動靴を持参しておらず、仕方なく麓で草鞋三足を買い、肩から前後に振り分けて登ることにした。ナップザックに食料と水を詰めて、小雨の晴れるのを待って9:27に中岳へ向けて出発。中岳 (1,345m) 頂上10:05着。下からガスが上がってくるので、10:15に出発、新燃岳へ向かう。ゆるやかな道で殆ど上り下りがなく、わずかに下る。新燃岳 (1,420m) 頂上10:32着。ラクダの瘤のように二つの小山が旧火口の内輪の上に乗っている。そこは昨年、新しい噴火を起こした新火口があり、立入禁止になっていたらしいが、一般の人とは逆の縦走をしたので看板を見落とし、予め知ることができなかった。10:45にナップザックを背負って出発、ラクダの瘤を回って新火口へ下りる。旧火口を半周以上してから山を下る。そこから獅子戸岳までの上りは楽である。獅子戸岳 (1,428m) 頂上に11:41着。ここは木立に囲まれていて全く眺望はきかない。11:46に出発し、韓国岳 (1,700m) 山頂に12:55着。登山者も多く、賑わっている。昼食後写真を撮っているうちに、新燃岳にガスがかり、続いて韓国岳もガスに包まれる。韓国岳14:10発、2〜3分して雨となり、ドングリの木の下で雨宿りをする。15時丁度に大浪池着。雨がはげしくなったので、山小屋へ入る。約20分休憩して15:20発、小雨の中を大浪池を半周して第二小屋へ。16:07着。ここからの道は鬱蒼とした松林の中で、しかも雨のため道はドロドロで四回も足が宙に浮いたが両手で支え、一度も尻餅をつかずに済んだ。16:55にやっと松林を抜けて田村温泉に出る。17:40発のバスで朝の宿に戻る。すぐズボンの洗濯。ところが、どうやらバスの中にカメラを置き忘れてきたらしい。バス会社に電話すると、そのバスはあと一時間しないと戻ってこないと。そのうちバス会社から電話があり、カメラを拾得してあるという。20時のバスで林田へ出てカメラを受け取り、宿へタクシーで丸尾へ戻る。
この後は翌13日に霧島神宮を経ち、青島を見物のあと急行列車で大分、門司、大阪経由で14日の夜に東京着の長い列車旅行だった。
 

草鞋を持って
 

韓国岳頂上
 

新燃岳山頂
 

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