e−たわごと No.263

投稿日 2006/06/19  日本百名山(29)
寄稿者 竹生健二

甲斐駒ケ岳 2,967m (1999年)
 
1999年の春に茅ヶ岳に一緒に来てくれたスイス人のMさんを本格的な山に連れて行くことにして、その年の夏休みに甲斐駒ケ岳へ登る計画を立てた。私にとっては日本百名山の25座目である。
富士山と北岳で高い山での厳しい気候を体験したので、装備をきちんとすべく今回の登山に先立ってリュックサックと雨具を揃えた。7月23日の金曜日早朝に横浜の我が家を車で出立し、東京にある勤務先の近くの駐車場に駐車。夕方、勤務が終わってすぐに車を受け出して、Mさんと、それに高尾山へ同行してくれたYさん、電車で横浜から家内が来て、一行は四人となりすぐに出発。リュックサックなどは各自出勤時に持ってきてあった。辰野に夜到着。Nさんの単身赴任用の家に泊めさせてもらう。
翌24日は4:30に起床。晴れている。Nさん宅で朝食のあと、昨日の一行四人にNさんが加わって車二台で5:20に出発。戸台口に6:05に着くと、今日参加するAさん夫妻はもう来ている。仙丈岳に登ったときと同様、一番の村営バスが6:25に出る。北沢峠7:20着。早速双児山へ向けて登山開始。途中かなりの急斜面があるが、家内も何とかついて来る。Aさんの奥様のリュックが重そうなので、背負って上げたいと、Mさんが私に遠慮がちに言う。Aさんに伝えると、何とAさんの奥様は昨夜皆さんのためにおにぎり他食料を沢山こしらえて、それを一人で担いでいたと言うわけ。よく気がつくMさんだ。さすがにアルピニストの貫禄がある。双児山に9:25着。そこから駒津峰までは標高差約100mだが、一旦下ってまた登る。駒津峰10:20着。360度の眺望で、双眼鏡を使うと北岳の肩の小屋や仙丈岳の頂上にいる人までがはっきりと見える。鳳凰三山、八ヶ岳もよく見える。ところで、このペースだと帰りの最終バスには間に合いそうもない。家内、Nさん、Aさん夫妻はここから行けるところまで行き、12:30になったら仙水峠経由下山するようにと示し合わせて、私、Mさん、Yさんの三人で頂上へ直登する。駒津峰を出ると急にすごい岩の連続。大きすぎて登り越えるのに手がかけられないほどだ。山頂11:35着。富士山が見える。白い砂と石がまぶしい。12:25に下山開始。下りは摩利支天の近くを通って駒津峰着13:25。10分の休憩のあと、先発隊を追いかけて仙水峠へと向かうが、下っても下ってもなかなか仙水峠に着かず、焦る。やっと仙水峠に14:10に着く。その先き僅かで先発隊に追いつき、一行七人全員が15:40に無事北沢峠に到着。15:55発の最終バスに間に合った。その日は辰野の近くの箕輪に最近できた「ながたの湯」に入って疲れを取り、再びNさん宅で泊まる。翌25日の日曜日は、午後に用事があるMさんとYさんを京王線の調布駅に送ったあと、横浜の我が家に昼頃着。
 

双児山

 

甲斐駒山頂

 

直登ルート
 

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