e−たわごと No.286

投稿日 2006/07/16  日本百名山(36)
寄稿者 竹生健二

塩見岳 3,047m / 光 (てかり) 岳 2,591m (2003年)
 
元勤務していた会社のOB会に出席したところ、久しぶりにKさんにお目にかかった。昔の話に花を咲かせているうちに、Kさんはもうだいぶ前から日本百名山の虜になっていることを知り、ではいつかご一緒したいと話しがまとまった。行く先を含めて一切の計画をKさんにお任せした。この年の夏は雨が多く、なかなか日にちの設定ができなかったが、行く先は塩見岳、光岳、恵那山を一挙に片付けるという計画に収まった。一旦は8月12日に出発と決めたが天候が思わしくなく延期。しかしいつまでたっても回復しそうもないので、思い切って18日の月曜日に出かけることにした。
4:20起床して、Kさんとの待ち合わせ場所である調布インターチェンジの近くまで、家内に車で送ってもらう。Kさんはもう来ていて、Kさんの車で5:25に出発。中央高速道で諏訪7:00着。ここから国道152号を南下。杖突峠のあたりはガスに包まれる。高遠経由で大鹿村まで。大河原の鳥倉林道入口着8:50。ここから鳥倉林道を進み、終点の駐車場10:00着。登山の支度をして10:10に出発。晴れてくる。舗装した路を登山道入口まで。ここから急な山道に入る。10:55発。三伏峠小屋までは登る一方で、途中からガスに包まれるが視界は何とか保てる。三伏峠小屋に14:20着。今日はここで泊まる。夕食のあと消灯の20:00までは全く閑。夜は断続的に小雨。二階の板の間に横になっていると、屋根に当たる雨の音でわかる。
19日は3:40に点灯と共に起床。4:00に朝食。今日の登山に不要なものを小屋へ預けて、雨具を着て5:05に小屋発。本谷山6:15。雨具を脱ぐ。6:20仝発。8:25塩見小屋通過。ここから岩場。9:35に塩見岳山頂の西峯、その先東峯に9:40着。ここで昼食。時折ガスが切れて西峯が見えるが、南アルプスの連山は全く見えない。諦めて10:45に下山開始。西峯から塩見小屋経由で三伏小屋15:00着と同時にかなり強い夕立。そのうち止む。20:00消灯。
20日は4:00に朝食。晴れてくる。5:10出立。一気に下る。登山道入口に7時着。樹林を抜けると快晴で暑い。駐車場まで来ると中央アルプスがくっきりと見渡せる。木曾駒2,956m、宝剣2,931m、空木2,864m、南駒2,841m、越百2,613m、安平路2,363m。多分今日は塩見岳も快晴だろう。駐車場でラーメンとコーヒーをKさんが作ってくれる。うまい。林道の途中に赤石荘への近道の看板があり、それを頼りに下ると小さな温泉旅館に9:45着。Kさんが予め調べておいてくれたのだが、11:00からと言うので木陰で待つ。10:45に温泉につかった後、ここで昼食。12:15に出発。大河原から国道152号を南下し、地蔵峠経由上村へ。上島から林道に入り、今日の宿泊場所となる下栗の高原ロッジに14:10着。沢からずいぶん高いところにあり、昔は小学校があった由。ロッジの周りを散歩して18:00に夕食。山で工事する人が数人来て泊まる。風呂に入って20:30に寝る。
21日は小生の66歳の誕生日。3:45起床。暗いが空には星が見える。宿で作ってくれてあったおにぎりを、温かいお茶と一緒に食堂で食べて、お礼の置手紙を書いて4:15に車で出発。ここから沢へ向かってどんどん下る。次第に明るくなる。やっと沢にたどり着き、さらに易老度まで進む。5:05着。登山の支度をして5:15に出発。今日は面平までが急坂だがかなり快調に登り、面平6:45通過、1,328mの三角点を6:48に通過、標高1,890m地点を8:05に通過、ここに来て今朝5時に光小屋を出て下山してきたパーティーとすれ違う。2,254mの三角点を9:25に通過、易老岳10:05着、仝10:10発。三吉ガレで昼食。静高平の水場に12:50着。ここからガスの中。光小屋13:25着。記帳してすぐに雨具を持って13:45に山頂に向けて出発。14:05に光(てかり)岳の山頂。樹林帯の中で眺望はきかない。眺望がきく光石に向かうが、次第に天候は悪くなり、ついにはかなり強い夕立になる。雨の中を下山し15:15に帰宿。17:00に夕食。10名と18名のパーティーが宿泊を取り消したとのことで、楽に寝られる。18:00消灯。
22日は4:00に点灯。オリオン座、シリウスがはっきりと見える。5:05御来光。朝食。5:25に出立。三吉ガレで6:45〜7:00休憩。今日は右方向に兎岳と、さらに右に聖がくっきりと。はるか遠く左から恵那山、御嶽、正面手前の木曾駒は千丈敷カールのケーブル山頂駅まで見える。易老岳7:35通過、1,328m三角点9:35通過。面平を過ぎると急に沢の流れの音。急坂を一歩また一歩と歩幅を詰めて下る。さらに下ると蝉の声が喧しい。易老度10:45着。暑い。水場でタオルを濡らし、体を拭く。11:10に車で出る。下栗林道の途中でKさんが車を止めてラーメンとコーヒーをご馳走してくれる。うまい。飯田の駅に13:55に着く。私は明日どうしても他の用事があり、今日中に横浜に帰らなければならないので、ここでKさんと別れる。Kさんは今夜 昼神温泉に泊まり、明日恵那山に登って帰ると。飯田から電車の乗り継ぎで岡谷、八王子経由で我が家着は20:00過ぎ。私にとって、日本百名山の30座と31座目である。
 

塩見山頂
 

光岳山頂
 

塩見へもう一歩
 

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