e−たわごと No.299

投稿日 2006/08/10  日本百名山(40)
寄稿者 竹生健二

悪沢岳 3,141m / 赤石岳 3,120m (2004年)
 
2004年は春から梅雨明けまで我が家の改築工事があったので、登山計画をI君に持ちかけたのは8月に入ってからだった。I君は忙しい会社の仕事をやりくりしてくれて、9月18日の土曜日から三日の予定で荒川三山 (主峰は悪沢岳) へ登ることが決まった。同行はいつものOさんとF嬢だ。
夜のうちに出発するので、Oさんには17日の夜に我が家へ来て泊まってもらった。翌18日は2:40に起床。3:00に東名高速道路に入り、4:30静岡インターチェンジで一般道へ。市内を抜けて5:00に井川湖御幸線に入り、6:10に井川ダム。大井川鉄道の終点。田代で休憩。7:10には畑薙第一ダム着。ここからは椹島 (さわらじま) まで東海フォレストのシャトルバスの便があり、小屋に宿泊する人が利用できる。ここで宿泊代の一部として一人3千円を払い、これがバスの予約券となる。バスが出発する第一ダムの少し先の沼平に駐車場があり、ここへ車を置く。昨夜のうちに来ていたI君とF嬢が車の中でまだ寝ている。呼び起こしてすぐ出発の準備。そこへシャトルバスがダムからやって来る。10分ほど待ってもらって7:50に出発。8:40に椹島着。ロッジ前で朝食。晴れ。9:20出発。先ず吊り橋を渡って、登りに掛かる。鉄塔を過ぎると下りとなる。やっと稜線に出て、さらに登って行くと林道。林道を50m歩き、その先で鉄梯子を上る。その先はずっとゆるやかに登る。小石下は眺めが良いと言うが、それがどこかも分からず通り過ぎる。さらにゆるく登り、清水平に12:50着。昼食。13:05発。蕨段 (わらびのだん) に13:45着。見晴岩に13:55着。霧雨になり、この時間でも薄暗くなる。雨具を着る。駒鳥池着15:00、同発15:10。小雨になってくる。千枚小屋15:40着。夕食18:00。消灯20:00。名前のとおり「狭んまい小屋」だが、しっかりしたいい小屋だ。
19日は4:30に点灯。5:00起床。雨は止んでいる。朝食。全くの霧雨の中、小屋を出る殆んど最後のパーティーとして6:00に出立。途中強風のため戻ってくるパーティーがある。お花畑では何も見えない。森林帯を過ぎたが、晴れていれば左前方に赤石岳が見える筈。千枚岳6:40。塩見岳が見える筈だが、残念。確かに強い風。とにかく行けるところまでは行こうと決める。千枚岳を6:55に出発。強い風は雨の粒を頬にたたきつける。これが氷の粒のように頬に痛い。丸山を過ぎると風は止む。悪沢岳 (東岳) に8:15着。ここを8:25に出でると、急にものすごい風に雨具があおられる。少し間をおく。しばらく歩くと嘘のように風は和ぐ。雨が眼鏡のレンズに付着して視界が悪くなるので、眼鏡を外す。中岳避難小屋に9:25着。インスタントコーヒーで身体を温める。同10:00発。荒川小屋11:00。ここで昼食のあと、12:10に出発。雨は止むが時々強風。眼鏡着用。晴れていれば、眼前に赤石岳が見える筈。14:00に小赤石で休憩。14:15発。登り始めると、斜面に雷鳥が。赤石岳山頂に14:40着。全くのガスの中。晴れていれば北に荒川三山、南に聖岳が見える筈。すぐ脇にある赤石避難小屋に14:45着。小屋での夕食はレトルト食品だけ。夕食の時間17:00まで、本を読む。20:30に消灯。けれども20日の朝まで結局一睡もできなかった。6:00に下山開始。山頂で再度写真を撮りすぐ下山。ガスが一瞬途切れると、今下りてきた赤石がピラミッド型に見えるが、すぐまた霧の中へ。椹島への分岐点からは急な下りになる。お花畑と言うが何も見えず。さらに行くと晴れてくる。多少上り下りはあるが富士見平までがずっと水平歩行。富士見平に7:45着。荒川三山は千枚岳から悪沢に向う稜線のみが見え、さらに西の中岳はガスの中。赤石小屋に8:15着。香りのいいコーヒーを出してくれる。そのうち赤石岳全体がくっきりと現れる。カールも見える。小赤石のガスはなかなか取れない。8:45発。椹島に11:45着。ロッジの裏で持参の昼食あと昼寝。バスは臨時便がなく、13:40定刻発。空は雲が多いが日が差して暑い。バスは14:20に沼平の駐車場に着く。すぐ荷物の整理をして、14:30に出る。井川を過ぎるとすぐ無料の赤石温泉があり、入ると硫黄の「ぬめり」の強いお湯。15:25に出て静岡の町を経由し、静岡から東名高速道路に入る。日本平サービスエリアで夕食のあと、解散。横浜の我が家へは22:10に到着。
この二山は私の日本百名山の35座目と36座目になる。
 

荒川東岳
 

赤石岳
 

赤石小屋から赤石岳を望む
 

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