e−たわごと No.355

投稿日 2007/01/25  日本百名山(55)
寄稿者 竹生健二

丹沢山 1,567m 蛭が岳 1,673m (2006年)
 
丹沢山塊は今住んでいる横浜市のすぐ傍にありながら、奥が深いという先入観があって、一番登りやすい大山へ1995年に家内と行っただけだった。今年の登山シーズンも終わりに近い10月初めに、登山仲間のOさんから、日帰りで丹沢へ行かないかと誘いがあった。Oさんの調査では、宮が瀬湖から南に少し下った塩水橋という釣り場に登山口があり、ここから丹沢山へは3時間半で到着するので、時間があれば蛭が岳まで日帰りで行けると言う。それでも秋の日のこと、日の入りが早いので早朝に出発するとして、前日の10月14日にOさんが我が家に来て泊まる。
翌15日の日曜日は3:45に起床して、4:05に車で出発。東名で秦野中井まで行き、そこからヤビツ峠を越えて塩水橋へ向かう。秦野中井に4:35着。ヤビツ峠ではまだ真っ暗で、以前大山へ登った帰途にここからタクシーに乗った記憶からすると、峠の道路幅が記憶よりもはなはだ狭い。塩水橋に5:35に着く。少し明るくなってきた。道路の端に駐車スペースがあり、そこに駐車する。車中でおにぎりとお茶で朝食。6:05に登山開始。閉鎖された林道のゲート(標高440m)をくぐり、本谷川沿いに林道をすこし歩くと、堂平へ行く林道の分岐に着く。さらに林道を進み、登山道入口に6:35に着く。ここから丹沢山山頂まで3時間30分との表示がある。薄日が差す天気。林の中のさして急でもない坂道を登ると7:30に天王子峠に着く。尾根だ。風が急に強くなり、半袖シャツの腕が寒く指先が冷たく感じる。軍手を着用。鹿による森林の被害を食い止めるための境界網が張りめぐらされ、木の幹にも網が巻かれている。大山が東南に見えてくる。8:25〜8:35休憩。鹿対策の網に沿って天王子尾根を西へ西へと進むと、8:55にやっと堂平からの登山道との合流点に着く。その先に一寸したガレ場があり、その先に急な木製の階段。さらにその先の木道の登りはかなりきつい。この終点が宮が瀬湖からの登山道との合流点。丹沢山山頂(1,567m)の みやま山荘に9:35に着く。先程3hr30minとあった表示の時間より30分早く着いた。これなら、ここから蛭が岳まで片道2時間として、ここに13時半までに戻ってこられる。そうすれば塩水橋に16時半までには十分戻れる。写真を撮ってから9:40に出発すると、すぐさま急坂をかなり下る。再び登りにかかり、10:15〜10:20は休憩。鬼が岩10:25。ここからまた下る。風は殆ど感じなくなったが、地表から2〜3mのところは木の枝がザワザワと音を立てて揺れている。最後の登りはさすがに疲れる。やっと蛭が岳(1,673m)の頂上に11:15に着く。登山客が二、三人いて、そのうち一人は聞くところ75歳で、無線機やアンテナも含めて20kgの荷物を担いで日帰りだと。山頂はさすがに強風を感じるので、窪地に入って昼食。写真撮影をお願いしてから、11:50に下山開始。ところどころ紅葉しているが、色は鮮やかでない。こんどは丹沢山への最後の登りが堪える。山頂13:20着。先ほどまであまり日差しも強くなく、何となく薄日が差すようだったが、やっと青空になり、強い日が差してくる。13:30に下山開始。堂平への分岐13:55。帰りは万一途中で暗くなっても安心なように、堂平から林道を歩けるようにと、堂平への道を取る。しばらく下ると急坂になり、落ち葉が敷き詰められた林の中では道はがよく判別できない。この時間でもまだ北斜面に日光が差し込んできて明るい。14:25に堂平地区に入ると、下に塩水川の上流が流れており、いくつもの砂防ダムが見えるが、林道はない。どうやってダム建設の機材や材料を運んだのだろうか。やっと沢に下りて左岸へ渡る。さらに林の中。やっと14:40に林道終点に出る。ここで丹沢山からの下りで初めての休憩。14:50から林道を歩き出す。車が通れる傾斜のため、塩水川に沿いながらもかなりのS字道で距離は長いが、殆ど疲れない。ゲート着15:55。着替えして16:20に出発。帰路はヤビツ峠を通りたくないので中津川に沿って北へ向かい、宮が瀬湖から南下して国道412号に入り、海老名で国道246号に入る。途中で渋滞あり、最寄駅に18時着。Oさんはここから世田谷へ電車で帰る。これで丹沢最高峰への登山の念願が叶えられた。丹沢山は日本百名山の一つであり、私にとっては第51座目となる。
 

蛭が岳を望む
 

蛭が岳山頂
 

蛭が岳山頂から
 

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