ことばあそび No.022

投稿日 2003/02/23  面白看板
寄稿者 八柳修之
面 白 看 板

 最近、デジカメを持ち歩いて、街をふらつき回る俳諧ならぬ徘徊老人は、鎌倉の大町というところで、「キク薬局」という古い薬局を見つけ思わずパチリ。お店が古いからではありません。お店の名前が面白かったからです。キク薬局、薬が効くとしたかったから、そう名づけたのでしょう。その先には「回生堂」という漢方薬局があった。
 御成町には「TORAO」というヘヤーカット・サロン、今の子供は坊主刈にしないから虎刈りにされる惧れはないが、虎刈りは死語、床屋さんも少なくなりましたね。
 それで、暇人はこんな看板のお店あるかなぁ、と考えながら歩きました。(以下、実在しないフィクションなのであしからず)
 
 安井商店、河合こども服屋、いや只野洋服店ならもっといい。羽床ふとん店、糠田漬物店は合格。でも、高井商店は困る。田貫商店は騙されそうだ。
困ったお店はまだある。遅井そば屋、伸田そば店、鮫田ピザ店(店主が亡くなり娘が後を継いでいる)、古井魚屋、古木八百屋、薄井布団屋、今市洋装店はよしましょう。
眞貝宝石店、肥田ビューティは行っちゃ駄目。久能商店は倒産寸前。
板井歯科も嫌だし、大津留医院、藪医院はご遠慮したい。真坂医院は絶対行かない。

 県立大の脇田先生によると、盛岡の高松に「デクノボー医院石川内科循環器科」というのがあるそうです。先生は、この病院で病気を診てもらいたくないと思ったそうですが、賢治の作品に「デクノボー精神」という言い方があることを思い出したそうです。賢治が信仰した法華経とも関係があるのでしょうか。賢治のことは、宮沢賢治研究会に所属している斎藤一也さんが詳しい。一言あるでしょう。

(4・1 四月馬鹿の日 八柳)

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