盛岡発 No.049

発信日 2004/02/01  附小中会の皆さまへ 2004年2月吉日
発信者 田口絢子
附小中会のみなさま 二〇〇四年二月吉日

鬼は外福は内・・・そろそろ節分が近づきました。皆さまにはお変わりなくご健勝のこととお慶び申し上げます。
盛岡は年末年始あたりは雪もなくゴルフも出来暖冬かと思いきや、大寒に入ると寒い日が続きやっぱりドカンと雪が降りました。この季節雪掻きでギックリ腰の人が増え、道路もツルツルで歩くのも一苦労です。でも私に「腰を痛めるから止めて!!」と叫ばれながらもジィジィが作った庭のスロープでまご達が元気にそり遊びに興じています。
三日には、とても年の数だけおマメは食べられませんがともかく邪気を払って福を呼び込みこの一年の無病息災をお祈りしたいと思っています。

一月は年の初めの月でもありまた何かと忙しいこともありあっという間に過ぎました。二月はバレンタインそしてあぁ〜いよいよ・・・誕生日が来ます。
今日まで生きてこられたことに感謝して(大袈裟でなく・・・)これからも無理せずに日々新たな気持ちで過ごしたいと思ってます。

母は一月八日満九一才を迎えました。一二月末CTやらエコーやら精密検査しましたがもうすっかり手術前の状態に戻ってるとお医者様も驚く回復振りでした。
次回の診察は6ヶ月後の六月ですよ・・といわれました。信じられません。ただ、自分がどうして今ヴィラにいるのか理解していないのがいいような可哀相なような・・複雑な気持ちで毎日会いに行ってます。
ヴィラでは毎日書道、絵画、唱歌、スポーツ、リハビリ、等々があり何より若くて元気溌剌の看護師さんたちがやさしく接してくれて本当にありがたいです。
付属小学校の真ん前なのでいつでも子どもたちのかわいい声が聞こえてきます。私の孫娘たちも学校帰りに時々寄ってくれオセロしたりしています。

ところで今県立美術館で舟越桂展が開かれています。舟越ファミリーは故舟越保武氏を父に母道子(俳人 染色 絵画)と四女(千枝子・・末盛千枝子・・高村光太郎が名付けた。すえもりブック社長 美智子皇后様の絵本も手がける 苗子 茉莉 カンナ・・作家 )二男(桂 直木 ともに彫刻家)とそれぞれが個性的に活躍されています。
昨年三月盛岡市中ノ橋通りにある旧第九十銀行本店(明治四十三年建立)に於いて舟越保武氏の一周忌を記念してファミリー展が開かれました。

第一部はギャラリートーク、第二部はヴァイオリン演奏で娘の博子がヴァイオリンを弾きました。
建物は「もりおか啄木・賢治青春記念館」となりましたが昔のままに残し、その中で舟越ファミリーの作品に囲まれて特に保武氏晩年の「ゴルゴダ」の見守る中での演奏会でした。

舟越さんと大野瑛子さんはご親戚です。また松風みどりさんのお父様と保武先生と交流があったそうです。みどりさんは桂氏がご子息とは知らず数年前からのファンだったとか・・姫路の夛田纓子さんも大の舟越ファン、なんだか皆さまに影響されて私もいますっかり舟越桂、舟越ファミリーにのめり込んでいます。

オープンにあたり桂氏が来盛記者会見の様子が新聞に掲載されました。
作品は勿論のことですがお話しのひとつひとつに心打たれました。そのいくつかをご紹介します。
生後三ヶ月で東京に転居したので盛岡で暮らしたことはないが接した人の温かさが印象的でこの街でうまれたことがうれしい
作品はまんねりになりたくないというのが基本姿勢。自分も日々生きていて変わっていく限りは作品もある程度変わっていくべき。
変わらないことのすばらしさ・・変わらなくてもやっていることの新鮮みが失われていないのであればやっていくべき。
理論的に物事を考えるには苦手、アンテナを張って気持ちを柔らかくしてどこからでもヒントになるものを受け入れる。
作品の題名は見ている状態で分かっていることはつけない。見た人のイメージ、その人の世界がふわ〜と広がればいい。
なぜ人間を作り続けるのか・・それは自分にとってなぜ生き続けているのかと同じ質問。
希望・・・希望をよりどころにして作り続ける。希望を捨てない。家族の後押しや見る人の言葉、力とかが自分を奮い立たせる助けになっている。

舟越桂展は3月28日まで開催されてます。機会がありましたらぜひ見てください。
それでは皆さま、まだまだお寒い日が続くことでしょう。くれぐれもお身体お大事に。

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