盛岡発 No.116

発信日 2006/08/17  舟っこ流し
発信者 田口絢子

送り盆の8月16日盛岡に古くから伝わる「舟っこ流し」が明治橋付近で行われました。昨年まで夕顔瀬橋付近でも行われていたのですが今年から明治橋付近だけとなり、今年は15隻の竜頭舟がたくさんの人に見送られて赤々と燃えながら流れていきました。

15隻の舟っこはそれぞれの町内で作られ先祖や最近の物故者の戒名を札に書いて舟につけます。

伝えによれば南部氏第30代信行の七女塩子が享保年間(1716〜36)に川施餓鬼の法要を盛大にしたことから始まりとされています。

1815年北上川のはんらんで数十人が舟で転覆したことから町人たちが供養したのが今日の行事に受け継がれたと云われています。

舟っこ流しはまだ明るい4時頃から読経のあと男衆に担がれて一隻一隻と火をつけられて流れていきますがあたりがだんだん暗くなっていくと炎が川面に映りより幻想的な風景を醸し出します。

舟っこ流しが終わると盛岡はいよいよ秋のはじまりを感じます。
 

 

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